2026.05.01

「Medical Rising STAR」第3弾:早期消化管がんに対するESDトレーニング用シミュレータ開発のお知らせ

デンカ株式会社は、東北大学大学院医学系研究科およびユー・エー株式会社との共同研究により、早期消化管がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を包括的に学習可能な「ESDトレーニング用シミュレータ」を開発いたしました。 本製品は、産学連携による低侵襲内視鏡治療の教育支援プロジェクト「Medical Rising STAR」の第3弾として誕生しました。

  • 独自開発した軟性素材により、ヒト消化管類似の粘膜・粘膜下層・筋層・血管を構築し、電気メスで処置可能な多層構造 ESD シートを作製しました。また、空気量の変化に追従する消化管管腔と組み合わせることでリアルな手技を再現できます。
  • 処置中の出血を再現し止血も可能です。誤って筋層を傷つけると壁外の脂肪層が観察され、穿孔(穴が開くこと)の視覚的再現が可能なため、危険な処置を減らし、安全な医療への貢献が期待されます。
  • 本研究成果は、2026年1月8日付で臨床医学の専門誌「Endoscopy」にビデオ論文として掲載されました。

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当社は今後も本プロジェクトを通じて、患者さまの安全確保と、高度な内視鏡技術の国内外への普及・発展に寄与してまいります。